倉吉市 堺町三丁目 上灘駅を出た廃線跡は「緑の彫刻プロムナード」として打吹駅へと続きます。 途中、宮川町地内で300mほど県道と廃線跡が併走する部分も見られますが、大半はこのように単独で住宅地の間を通り抜けます。 写真右奥の倉吉線が現役の頃は賑わっていたのであろうと思われる大型スーパーも現在では潰れて巨大な廃墟となっていました… |
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打吹駅 Utsubuki Sta. (4.2km) 倉吉線の中で最も大きな駅だった打吹駅に到着。 この駅は昔は倉吉と名乗っていましたが、1972年に山陰本線の上井に倉吉の名を譲り、打吹駅へと改称された経緯を持ちます。 現在は倉吉線鉄道記念館として整備され、屋外展示されているC1175をはじめ、倉吉線の歴史などを見学することが出来ます。 ( 開館時間 9〜17時、年中無休、無料 ) |
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倉吉市 福吉町 打吹駅跡を過ぎると廃線跡は県道161号、さらに国道313号線へと姿を変えます。 この先で小鴨川を渡るのですが、そこも国道の橋に変わり、遺構は残っていませんでした… 川を渡ると国道は倉吉線とは逆方向の日本海方面へと曲がり、再び廃線跡が姿を現します。 |
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西倉吉駅 Nishi-kurayoshi Sta. (6.8km) 市街から少し離れたところにある西倉吉駅。 近くには倉吉西高校などがあり当時はそれなりに利用者もいたものと思われます。 駅跡は公衆トイレが建ち、廃線跡は県道501号線に姿を変えていました。 少し離れたところには日本交通の車庫があり、倉吉駅方面への廃止代替バスが出ているようです。 |
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小鴨駅 Ogamo Sta. (8.8km) 一つ前の西倉吉から次の上小鴨までの約4キロは 「花と緑のふれあいロード」としてサイクリングロードになっています。 各駅跡には駅名標をイメージした案内板と、駐車場およびトイレ等が整備されており、廃線跡を辿るものとしても目印が多く辿りやすいです。 しかし、やはり整備されてしまっているため遺構らしきものはまったく見つかりませんでした… |
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