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神川町 新宿

寄島駅を出てすぐ、遊歩道と町道の交差点にレールがそのまま残っていました。

この辺りは遊歩道に敷いてあるレンガもかつてのレール幅と枕木に合わせてその部分だけ灰色のレンガが敷いてあり、いかにも廃線跡らしい感じに整備されていました。
神川町 新宿

長かった遊歩道もついに終焉、神流川にぶつかったところで遊歩道は姿を消します。

遊歩道終点の奥、携帯の電波塔らしきものの後ろの雑木林を見ると、鉄橋の跡が残っていました。
神川町 新宿

鉄橋を渡ったあとは雑木林の中を走っているため、一旦廃線跡は林の中に姿を消します。

その後、国道462号の神流橋の所で再び廃線跡は姿を現し、そこからは私道として終点の朝日工業まで続いています。
廃線跡は神流川沿いを走っていたので、踏切跡の上を見上げると、群馬と埼玉の県境を示す標識が立っていました。
神川町 新宿

神流橋から先は砂利道になっています。

砂利道はずっと続いていて行けそうでしたが、奥のほうは私有地になってたようだったので、手前で引き返しました。
神川町 渡瀬

西武化学の敷地の東側を流れる川に架かる鉄橋。

橋は残ってましたが、そこに行くまでが私有地だったため、県道からズームで撮影しました。
西武化学前駅
Seibu kagaku mae Sta.

丹荘駅からのんびり歩いて100分、ようやく終点の西武化学前駅に到着。

元々は貨物専用線だったので、終点の西武化学前は工場の構内にあったそうです。
当然現在は中に入れないので、県道から眺めるだけに留まりました…

工場へは資材を積んだ大型トラックがひっきりなしに出入りしていました。


なお、現在は廃線跡と平行に走る県道22号線を朝日バスの本庄早稲田駅〜本庄駅〜丹荘駅入口〜神泉村役場線(現在廃止) 本庄駅南口〜丹荘駅入口〜神泉総合支所線が毎時1本程度運行されています。

また、すぐ対岸の群馬県側を走る国道462号線にも、新町駅〜鬼石〜上野・神流線(かんながわ号)が走っているので、群馬・埼玉のどちらからでもアプローチできるようになっています。


対岸を走る長距離路線(66.9km)"かんながわ号"
2005/10/12 撮影


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