バスカード・回数券資料館

ここでは管理人が趣味で収集を続けているバスカードの画像を公開しています。
なお、掲載されているカード画像の大半は穴の開いた使用済み券となっています。ご了承下さい。

Special thanks. 新潟交通株式会社様、糸魚川バス株式会社様



バスカードってどんなもの ?
(※バスカードシステムは2013年9月30日を以って終了しました。)



新潟交通のバスカードシステムは1991年10月に県内で初めて新潟交通本体の車両約520台を対象に採用されました。
当初は普通バスカードと買物バスカード各3種類ずつでしたが、1995年に普通バスカードに10,000円券が追加され、1999年以降はイベント用特別デザインの限定バスカードも度々発売されるようになりました。
その後、1993年4月に新潟交通、越後交通、頸城自動車の県内大手三社共同で、各社の県内高速バス車両に全国でも珍しい県内共通高速バスカードが導入されました。
県内共通高速バスカードは、その後も1994年に蒲原鉄道が、1997年に会津乗合自動車(新潟線用該当車両のみ)が、1999年に新交貸切バスと新交西貸切バス(現・新潟交通観光バス)が、2002年には新潟交通北(現・新潟交通観光バス)が順次参入し、現在では合計6社が運行する高速バスで利用することができ、県内全域で利用可能となっています。

また、2011年4月24日からプリペイドカードに代わる次世代型乗車券として、非接触式ICカード乗車券“りゅーと”が導入されました。現在は新潟交通本体の全車両および、分離子会社の一部車両への設置が完了し、2013年3月23日からはJR東日本のsuicaをはじめとする10社の交通系ICカードも使えるようになりました。

バスカードについては、りゅーとの普及に伴い2013年6月30日をもって発売終了、同年9月30日をもってサービス終了となり、22年間の歴史に幕を閉じました。


バスカードとバス回数券の種類

りゅーと 普通カード 買物カード 高速バス共通カード バス回数券 オリジナルバスカード その他


◆ りゅーと

非接触式IC乗車券“りゅーと”は、2011年4月24日より、西部・内野営業所管内およびりゅーとリンクの一部路線を皮切りにスタートしました。
ネーミングはかつて新潟市に柳並木が続き、「柳都」と呼ばれていたことから、その名をもっと親しみを持ってもらう意味でひらがなで「りゅーと」となりました。
カードのデザインは信濃川・阿賀野川・柳の葉を総合的にイメージした流線型の三本のラインが施され、水の都をイメージして水色がベースとなっています。
カード下部に書かれているRYUTOのUの字は、下に引かれているアンダースコアと合わせてカードを縦向きにして見ると「IC」の文字が浮かび上がってくるようにデザインされています。

カードは無記名式カードと記名式カード、子どもカード、定期券カード、障がい者カードの5種類で、バスカード時代のプレミアを引き継いだバスポイントサービスや、バスカードの頃には無かった乗り継ぎシステム(30分以内の乗り継ぎで50円引)なども開始されました。




◆ 普通バスカード



1,000円券
1,100円・10%割引
( 日本海の夕日 )


3,000円券
3,300円・10%割引
( 新潟市歴史博物館 )


5,000円券
5,500円・10%割引
( 新潟スタジアム )


10,000円券
11,000円・10%割引
(朱鷺メッセ)

スタンダードタイプの普通バスカードです。
基本は上記図柄でしたが、2003年以降は買物カード同様にスポンサー広告が増えてきました。
また、記念バスカードも数種類出ています。こちらに関しては、イベント時のみの限定発行のものが大半のため、一般商店等の委託販売店では扱われていませんでした。


 〜デザイン変遷〜

1991年〜 デビューから近年までデザインの変化はありませんでしたが、2003年から1000円券のデザインがスポンサー広告になりました。3000円券についても2004年から国土交通省新潟国道事務所が固定スポンサーとなり、約3ヶ月ごとに季節に合わせたデザインに変更しながらにいがたバスアイとみちなび新潟を宣伝する広告を出しています。

普通回数乗車券 (5,000円券)

長年5000円券の絵柄として親しまれてきた萬代橋の画が2006年8月を以って新柄のビッグスワンにバトンタッチして終了となりました。
トヨタや伊勢丹の看板が一世代前の古いのだったりと、80年代半ば頃に撮影したと思われる古い万代シテイの街並みが印象的でした…
1991〜2006年 販売終了

普通回数乗車券 (10,000円券)

完成から10年が経過してもずっと「新ターミナルビル1996年OPEN」と書かれていた10,000円券が2007年3月を以って引退することとなりました。
夕日に染まる朱鷺メッセの新柄へとバトンタッチしました。
1995〜2007年 販売終了


  〜記念デザイン・特別デザイン〜

新潟交通電車線廃止記念 (1,000円券)

廃止後も暫くの間はバス車内でも販売されていました。
デザインは夕暮れの東青山駅に入線する月潟行きのモハ18。

1999年 3月 販売終了

バスの日記念ドカベンバスカード (1,000円券)

台紙付5,000枚限定で、バスの日である9/20から販売されました。
デザインは水島新司氏書き下ろしの萬代橋を渡る試作型エアロスターの画。

2000年 9月 販売終了

ドカベンバスカード2001 (1,000円券)

ケース入り5,000枚限定で、前年同様バスの日の9/20から販売されました。
デザインは水島新司氏書き下ろしのニューエアロスターのアップ画。
側面窓が何故か高速バスタイプ(笑) 本来あんなトコから顔は出せません。
2001年 9月 販売終了

映画「千年の恋 ひかる源氏物語」公開記念 (1,000円券)

新潟駅前・バスセンター両案内所とT-JOY新潟万代にて12月から枚数限定
で発売されました。
デザインは見てのとおり映画のカット。

2001年 12月 販売終了

新潟交通の旅"くれよん" 15周年記念 (1,000円券)

"おかげさまで15周年 15th くれよん"とだけ書かれたシンプルなデザインに
なっていました。

2003年 7月 販売終了

国土交通省新潟国道事務所 にいがたバスアイ・みちナビ新潟 (3,000円券)

新潟国道事務所によるバスロケと道路情報案内サイトの広告です。
デフォルメされた信濃川と、それぞれのページのマスコットキャラクターである
ドコちゃんとバンビーくんが描かれています。
2004年 5月 販売終了

東北電力新潟支店 HOTしてGOOD!オール電化の暮らし(1,000円券)

3,000円券の柄が変わったと思ったら、1,000円券の柄も変わりました。
微妙に古臭い感じのする絵柄が素敵です(笑)

2004年 7月 販売終了

国土交通省新潟国道事務所 にいがたバスアイ・みちナビ新潟 (3,000円券)

前年春に登場したバスアイとみちナビのデザインが変更されました。
水上バスアナスタシア号の絵とQRコードが追加されています。

2005年 2月 販売終了

ハローキティ誕生30周年記念展 KITTY EX. (1,000円券)

記念展の新潟開催に伴い、4月末より10,000枚限定販売されました。
バスカードを購入すると、もれなくイベントの無料招待券が付いてきました。

2005年 4月 販売終了

国土交通省新潟国道事務所 にいがたバスアイ・みちナビ新潟 (3,000円券)

三たび、バスアイとみちナビのデザインが変更されました。
萬代橋と花火を背景にするなど、夏らしいデザインになっています。

2005年 7月 販売終了

国土交通省新潟国道事務所 にいがたバスアイ・みちナビ新潟 (3,000円券)

花火柄の夏バージョンに続き、12月には冬バージョンが発売されました。
ドコちゃんとバンビーくんにココちゃんも加わりました。

2005年 12月 販売終了

NST 新潟総合テレビ (1,000円券)

ラッピングバスが更新されたのと同時に、1000円券の絵柄が変更されました。
デジタル放送をアピールするデザインになってます。

2006年 4月 販売終了

国土交通省新潟国道事務所 にいがたバスアイ・みちナビ新潟 (3,000円券)

四季ごとにデザインを変更する方針なのでしょうか。
4月になったら、桃色ベースに桜とチューリップが描かれた絵柄になりました。

2006年 4月 販売終了

国土交通省新潟国道事務所 にいがたバスアイ・みちナビ新潟 (3,000円券)

昨夏は花火のデザインでしたが、2006年は柳のデザインになりました。
柳のブランコに揺られるバンビーくんがかわいらしいデザインです。

2006年 8月 販売終了

国土交通省新潟国道事務所 にいがたバスアイ・みちナビ新潟 (3,000円券)

秋は夕日をイメージしたオレンジベースで発売されました。
日本海に沈む夕日と赤トンボが秋の夕暮れをイメージしています。

2006年 10月 販売終了

東北電力新潟支店 キイテミテ。 最新のオール電化 (1,000円券)

久しぶりに東北電力の広告が入りました。前回同様オール電化を推奨する内容ですが、今回はイメージキャラクターの鈴木杏樹さんが描かれています。

2006年 11月 販売終了

東北電力新潟支店 キイテミテ。 最新のオール電化 (1,000円券)

半年経って微妙に小変化しました。
緑色が濃くなってエコキュートの広告に変わりました。

2007年 3月 販売終了

新潟市 政令指定都市移行記念 (1,000円券)

2007年4月に政令市へ移行するのに伴い、記念デザインが発行されました。
新潟市街地の空撮写真が載っています。

2007年 3月 販売終了

NST 新潟総合テレビ 大好き!にいがた! (1,000円券)

久しぶりにNSTの広告が入りました。券面にはNSTが取り組む「大好き!
にいがた! 知りたい 行きたい 誇りたい」のキャンペーンフレーズが。

2007年 4月 販売終了

東北電力新潟支店 キイテミテ。 最新のオール電化 (1,000円券)

その後すぐにIHクッキングヒーターとエコキュートの広告に変わりました。
何となく初代のデザインに戻った感じがします。

2007年 5月 販売終了

新潟市都市交通政策課 オムニバスタウンにいがた (1,000円券)

オムニバスタウンをアピールするデザインです。
絵柄は同政策により導入されたりゅーとリンク用ノンステップバスです。

2008年 5月 販売終了

NST 新潟総合テレビ 大好き!にいがた! (1,000円券)

「大好き!にいがた!」の別デザインが発行されました。
今回のはテレビ放送でのアイキャッチに使用しているのと同じデザインです。

2008年 9月 販売終了

新潟市都市交通政策課 未来のバス絵画展 (1,000円券)

2008年夏に全国オムニバスサミットinにいがたの一環として行われた絵画展です。応募作品の中で大賞に選ばれた作品が描かれています。

2008年 12月 販売終了

TeNY テレビ新潟 もっと新潟宣言!(3,000円券)

買物バスカードでデザイン化されてる「もっと新潟宣言!」の別デザインが発行されました。今回はバックに花火と萬代橋が描かれています。

2009年 4月 販売終了

新潟交通 さくら咲く 受験パスカード(1,000円券)

「このカードを精算機にスルーして受験もスルーしよう!」という願いを込めて、合格祈願のバスカードとしてバスセンター窓口で限定販売されました。

2010年 7月 販売終了

NST 新潟総合テレビ 「NSTは、あなたを、刺激する。」 (1,000円券)

同局の新ブランドキャンペーンのデザインです。
バスカードには口バージョンのデザインが採用されました。

2010年 9月 販売終了

Now printing NST 新潟総合テレビ 新潟から元気を! (1,000円券)

東日本大震災の復興エールとして発行されました。
「新潟から元気を!」のメッセージが描かれています

2011年 7月 販売終了




◆ 買物バスカード



1,000円券
1,250円・25%割引


3,000円券
3,750円・25%割引


5,000円券
7,000円・40%割引

普通バスカードより割引率の高い買物バスカードです。
1991年の登場時から2009年までは額面問わずプレミアは一律40%に設定されていましたが、2009年12月24日にプレミア率の改訂が行われ、1,000円券と3,000円券は25%に下げられました。
デザインのほうは、1996年に日本テレビ系列のテレビ新潟が広告を載せてからは現在までテレビ新潟による
デザインが続いています。


  〜デザイン変遷〜

デザインはデフォルメされた新潟の街で、バスがやや強調されています。
1,000円券は新潟駅前、3,000円券は萬代橋、5,000円券は万代シテイです。

1,000円券  3,000円券  5,000円券 1991〜1996年 販売終了

TNN(現TeNY)の夕方ローカル番組「夕方ワイド 新潟一番」のデザイン。
ここで初めて企業広告が採用され、10年が経った今もまだ続いています。
現在はテレビ新潟を辞め、ナレーターとなった峰さんが懐かしいです…

1,000円券  3,000円券  5,000円券 1996〜1998年 販売終了

テレビ新潟がTNNからTeNYへと名称変更する際に刷られたデザイン。
一年も出回らなかった為に流通量がかなり少なく貴重品です…
はざ木の下でロシア人(?)女性が大きな「TeNY」の旗を持ってる姿が印象的。

1,000円券  3,000円券  5,000円券 1998年 販売終了

TeNYに名称変更されてから暫く出回っていたデザイン。
当時は氏のデザインしたこの画を使った「手と手とテニィ」のCMを見ない日はありませんでした…

1,000円券  3,000円券  5,000円券 1999〜2000年 販売終了

テレビ新潟開局20周年記念として2001年に出回ったデザイン。
「新潟一番」出演者の面々が写っていますが、全員顔色が悪すぎます(笑)

1000円券  3000円券  5000円券 2001年 販売終了

通算3代目となる新潟一番のデザイン。
相変わらず皆さん
(特に女性陣の)顔色が悪いです…

1,000円券  3,000円券  5,000円券 2001〜2002年 販売終了

ここに来て何故か4代目のデザインへと戻りました。
右上が水色に塗られていたり、微妙にアレンジが加えられています。

1,000円券  3,000円券  5,000円券 2002〜2004年 販売終了

携帯電話から様々な情報が見れるテレビ新潟の携帯向け情報配信サービス
"Pocket TeNY"のデザインです。

1,000円券  3,000円券  5,000円券 2004〜2006年 販売終了

2006年10月より開始した、テレビ新潟の地上波デジタル放送の広告です。
「地デジでワクワク!テニィは4ちゃん!」がキャッチフレーズ。

1,000円券  3,000円券  5,000円券 2006年〜2013年 販売終了


  〜記念デザイン・特別デザイン〜

TeNY テレビ新潟 Pocket TeNY (1,000円券)

テレビ新潟のモバイルサービス、"Pocket TeNY"の広告です。
水色とピンクの非常に目立つ色使いが印象的です。

2005年 2月 販売終了

TeNY テレビ新潟 もっと新潟宣言! (1,000円券)

新潟の素晴らしさと新潟の今を知って貰いたいというコンセプトで始まった
テレビ新潟のキャンペーンです。全面にロゴが大きく描かれています。

2008年 2月 販売終了

TeNY テレビ新潟 (3,000円券)

買物バスカードでは初めてとなる、3000円券の単独デザインです。
TeNYのオープニングで流れる、羽ばたく朱鷺がデザインされています。

2009年 10月 販売終了

TeNY テレビ新潟 もっと新潟宣言! (1,000円券)

2009年12月の買物カード割引率変更時に登場したデザインです。前回のデザインを踏襲してますが、下部に新潟の名物がシルエットで描かれています。

2009年 12月 販売終了

TeNY テレビ新潟 (3,000円券)

こちらも同じく割引率変更時に刷られたデザイン。前回一羽だった朱鷺が二羽になり、飛んでる向きも逆向きになってたりします。

2009年 12月 販売終了

新潟交通 ICカードりゅーと運用開始記念 (5,000円券)

2011年4月より運用を開始したICカードりゅーとの記念バスカードです。
ICカードでの記念デザイン販売が無かった分、こちらでの販売となりました。

2011年 4月 販売終了

※「
販売終了」と書かれているデザインは案内所や自動販売機などではもう販売されていませんが、
  稀に販売委託を受けている商店やコンビニなどでまだ残っていたりする場合があります。

※見たい値段をクリックすると、その値段の券の画像を見ることができます。




◆ 県内高速バス共通カード



5,000円券
5,600円・12%割引
( 萬代橋 )


8,000円券
9,100円・13.75%割引
( 長岡まつり花火大会 )


10,000円券
11,700円・17%割引
( 高田城三十櫓と桜 )


20,000円券
24,000円・20%割引
( 朱 鷺 )


 〜デザイン変遷〜

1993年〜現在… こちらもデビューからデザインの変更等はありません。
現在は5,000円、8,000円、10,000円、20,000円の4種類が発売されています。
特に8,000円券の流通量が少ないようです。
理由は、5,000円札を出せば5,000円券が、10,000円札を出せば10,000円券が買えてしまう
ので、中途半端な額である8,000円券は購入者が少ないかららしいとのことですが…


  〜記念デザイン・特別デザイン〜

頸城自動車創立90周年記念高速バスカード(10,000円券)

頸城自動車の創立90周年を記念して上越地方で限定販売されました。
本来、高田城の写真の入っているところが、昭和初期に活躍した頸城鉄道
の2号機関車の写真となっています。
2003年 9月 販売終了



◆バス回数券

都市部でいくらバスカードが普及したって地方はまだまだ回数券なんじゃい!!
…という事で回数券の画像です。

※偽造防止対策として、解像度を落とし、画像処理が施されています。

新潟交通普通回数券 普通回数券です。グリーン基調です。
新潟交通買物回数券 買物回数券です。こちらはひと回り大きく、レッド基調です。
新潟交通観光バス回数券 かつての新交西貸切バスのデザインを踏襲したものとなっています。
新潟交通佐渡普通回数券 佐渡ヶ島と朱鷺のデザインへ変更されました。
新潟交通佐渡買物回数券 こちらも朱鷺が羽ばたいているデザインへと変更されました。
 
◆発行終了したもの
新交貸切バス回数券 基本的に普通と買物のデザインは共通で、買物の場合は判が押されます。
新交北貸切バス回数券 背景は村上があるためか、鮭が跳ねてるデザインです。
新交西貸切バス回数券 弥彦山と角田山(?)とはざ木をイメージした背景です。
新潟交通佐渡普通回数券 朱鷺(?)が羽ばたいてるデザインです。
新潟交通佐渡買物回数券 普通回数券より1.5倍くらい大きいです。こちらはオレンジ基調。
 



◆ オリジナルバスカード (非売品)

一般企業などが贈答用やCM等の目的で独自に作ったバスカードです。一般流通はしていません。
そのため、一般では発売されていない500円券が多いです。



バスカードの収集に協力してくださった皆様に心より感謝申し上げます。




◆ その他

新潟市内バス1日フリー乗車券 (2002年5月21日〜6月20日)

ワールドカップの新潟開催に合わせ、開催期間中に発売されました。
新潟市中心部の180円(当時)均一区間内を1日に限り乗り放題とし、新潟市内の各バス案内所で400円にて発売しました。
一ヶ月間だけで消えた幻のフリーパスですが、ワールドカップ期間中のみと言わず、ずっと採用して欲しかったです…


販売終了

新潟市内観光循環バス1日乗車券 (2003年7月21日〜9月30日)

新潟市と新潟交通が試験的に運行した観光循環バスの1日乗車券です。
観光循環バスに限り、400円で乗り放題として発売されました。
3回乗れば元は取れますが、本数が12本しか無いため、じっくり観光しながらだと大変な気がしました…
せめて各方向毎時2本くらい運行されてればと思うのは私だけでしょうか?
販売終了

新潟市内観光循環バス1日乗車券 (2004年〜2008年用)

2004年4月24日より正式運行となった観光循環バスの1日乗車券です。
運行本数が16本(夏季は28本)に増やされ、試験運行時よりも便利に。
しかし、各方向1台の車輌をギリギリのダイヤでひたすら回しているので、途中で渋滞に巻き込まれるとその後が無ダイヤ状態になることも…
その辺の対策が今後の課題でしょうか?
販売終了

新潟市内観光循環バス1日乗車券 (2009年〜2011年用)

2009年からは新潟市歴史博物館の旧新潟税関庁舎のデザインとなりました。
運行開始から5年が過ぎ、市内外の観光客の認知度もかなり上がってきたようで、安定した運行が行われています。



みずつち路線バス1日乗車券 (2009年7月18日〜12月27日)

2009年に新潟市一円で開催された、水と土の芸術祭用1日乗車券です。
会場がかなり広範囲に及んだことから、路線バスを利用して回れるよう、芸術祭のチケットを持っている人に限って販売されました。
この乗車券は買物バスカードのように、利用時間が限定されていました。
販売終了                         画像提供:循環山の下様

佐渡島内路線バス2日間フリー乗車券 (2002年より通年発売)

新潟交通佐渡が02年より発売を開始したフリー乗車券です。
通年で土・日・祝日(と佐渡の日)の連続した2日間、2,000円で佐渡島内の
全バス路線を乗り放題としました。
運賃が800円を越える路線も多いので、1日で元を取ることも容易です。

佐渡島内路線バス1日フリー乗車券 (2003年より夏季のみ発売)

前年に発売した2日間フリー乗車券が好評だったことから、翌年の03年より
1日フリー乗車券が新しくお目見えしました。
こちらは夏季ダイヤ中のみの発売でしたが、平日も使えることから、夏休みに
路線バスを使って島内を旅行したい人には嬉しい切符となりました。

地域ICT未来フェスタ2006inにいがた 実証実験用ICカードバス乗車券
                              (2006年10月27〜29日)

2006年10月27〜29日に開催された地域ICT未来フェスタinにいがたで実証実験として使用されたICバスカードです。
大人一枚300円で1500枚限定で販売され、期間中は17系統を走る特定のバスにICカード用リーダーが設置されました。
カードにはEdyが搭載され、期間終了後も買物に使えるようになっています。
販売終了





1,000円券
1,100円・10%割引
( マリンドリーム能生 )


3,000円券
3,300円・10%割引
( 高浪の池 )


5,000円券
5,500円・10%割引
( 親不知 )

糸魚川バス回数乗車券
県内では、新潟交通以外にも頸城自動車グループの糸魚川バスがバスカードシステムを採用しています。
98年5月に糸魚川バスの路線バス全車両に対しバスカードリーダーを設置、従来の回数券からバスカードへと変更されました。
バスカードは普通バスカードのみで三種類。割引率は新潟交通と同じく一律10%です。

なお、白馬岳登山バスとして季節運行されている平岩駅(糸魚川駅)〜蓮華温泉線のみ、バスカードを使用することはできません。


バスカード提供:糸魚川バス株式会社様


知ってどーする!?  バスカードのちょっとした豆知識

◆カードの裏面から何がわかる?

右上に書いてある英数字のイミとは?
見ただけではサッパリなので、左から順に解析していってみましょう。
これは新潟交通、高速バスカード、糸魚川バス全て共通のようです。


★最初の数字2ケタ
製造年を西暦の下2ケタで表しています。
00なら2000年、95なら1995年製といった感じです。

★次の数字2ケタ
その券の値段を表しています。(普通・買物・高速共通)
00 →  500円券
01 → 1,000円券
03 → 3,000円券
05 → 5,000円券
08 → 8,000円券
10 → 10,000円券
20 → 20,000円券

★次のアルファベット1文字
発行事業者を表しています。
N → 新潟交通
E → 越後交通
K → 頸城自動車
I → 糸魚川バス

★その次の数字1ケタ
その券の種別を表しています。
0 → 普通バスカード
1 → 買物バスカード
2 → 高速バス共通カード

★さらにその次のアルファベット1文字と数字6ケタ
製造ナンバーです。
アルファベットの部分はその種別の券の製造枚数が100万枚を越えるごとにA→B→C…となっていきます。
つまり…
Aなら1〜999,999枚目
Bなら1,000,000〜1,999,999枚目
Cなら2,000,000〜2,999,999枚目
といった意味を表しているということになります。


★オマケ:カード右下に入っている縦線 (普通・買物のみ)
これもその券の値段を表しています。
1本 →  500円券
2本 → 1,000円券
3本 → 3,000円券
4本 → 5,000円券
5本 → 10,000円券

…だからどーしたと言われても困るけど。



◆あのクルマって・・・?

←普通バスカードの右下に載ってるこのバス。

ナンバープレートには1059と書いてありますが、皆さんはこの車を実際に見たことがあるでしょうか?
実はこのバスは実在しないんです。ナンバープレートだけ合成された幻のバスだったりするんですね。

写ってるバスは91年式のU-LV324K(G1100〜1109のどれか)ですが、G1059のナンバーを実際に付けてた車はこの車ではなくて大阪高速のおけさ号として使われていたU-MS729Sでした。

…ですから、ここに写ってるバスは絶対に会うことが出来ないんです。
しかも、本物の1059号車も何年も前に老朽廃車となっていて、現在は存在していません。



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