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深谷市 原郷

深谷中央病院の横を抜けたところで福川に架かる福川鉄橋が見えてきます。

現在、福川には改めて架けられた新しい橋が架かっていますが、当時使用されていた鉄橋はすぐ横の公園内にそのまま保存されています。
この鉄橋はポーナル型プレート・ガーダー橋と言われ、同タイプの鉄橋では国内最古のものであり、現在では深谷市指定文化財になっています。

5連ボックス・ガーダー橋

プレート・ガーダー橋
深谷市 明戸

福川を渡ると間も無くして農免道路を横断します。
ここまでくると辺りは畑が広がり、のどかな風景が広がります。

深谷市 明戸

国道17号の深谷バイパスをアンダーパスします。
上の道路を見上げると、トレーラーばかりが目立ち、これから上敷免工場へ向かうのか、日本煉瓦製造のトラックの姿も見られました。
深谷市 上敷免

終点まであと僅かというところで廃線跡の上に古代蓮が大量に置いてありました。

埼玉県北部に住んでいる人ならば一度くらいは聞いた事あるであろうこの『古代蓮』は、少し離れた行田市で発見された約3000年前の蓮の種子を育てて見事に復活させたもので、ここではその分けて貰った蓮の種子を周辺住民らが栽培しているようでした。
深谷市 上敷免

深谷駅から約4キロ、間も無く終点というところで、3つ目の鉄橋、備前渠(びぜんきょ)鉄橋を渡ります。

備前渠鉄橋は先ほどの福川鉄橋同様ポーナル型プレートガーダー橋で専用線内最長の長さを誇るものとして、また、隣接する煉瓦アーチ橋はわずか2メートルの長さながらも完全な煉瓦構造の橋と推定される貴重文化遺産として、国指定重要文化財に指定されています。

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