新潟交通の基礎知識


最近は乗用車に押されぎみ・・・ 新潟交通はグループ全体でバス820台余りを保有し新潟市に本社を構える、地方としては大手となるバス会社です。新潟交通株式会社として発足したのは1943年12月31日で、当時の新潟合同自動車と新潟電鉄とが合併して誕生しました。大晦日に会社発足という点に関して疑問に思われた人もいるかもしれませんが、当時の記事を読んでみると、戦時統合ということで、この時は本来は年末ですでに休みとなっている役所を新潟交通の会社発足のために特別に窓口を開けて手続きを行ったそうです。
砂丘地帯であった新潟市周辺では当時天然ガスが多く噴出していたため、自社で地面を掘削し自家生産ガスを利用して天然ガスバスを数多く走らせていました。全国的に見ても珍しいこの天然ガスバスは
1947年に初稼動し、ピークの1960年には全車両の80%にあたる545台もの天然ガスバスが街中を走っていました。しかし、この天然ガスバスはその後のガス規制(ガス掘削による地盤沈下の防止)の影響を受け、残念ながら1971年に全て消滅してしまいました。新潟交通にボンネットバスが少なく、昔からキャブオーバーばかりだった理由もこのへんにあるようです。
また、観光バス部門では今から60年以上前の1956年に氷を利用した日本初のサロンタイプ冷房観光車を導入したりと積極的な経営で目覚しい発展を遂げてきました。

近年になってからも発展を続け、バスロケーションシステムによる都市新バスシステムを都営バスに続いて1984年にいち早く導入。1978年に北陸道、1985年に関越道が開通すると、すぐさま県内の各バス会社と共同運行で県内各地をはじめ、東京・大阪などへの都市間高速バスの運行も開始しました。
しかし、平成に入ってからはモータリゼーションの影響で乗客は年々減少、経営も苦しくしなってゆきました。
そのような中での改善策として、路線の再編と分社化を開始。元々あった新交貸切バス、新交佐渡貸切バスを1993年に新交貸切バス(現・新潟交通観光バス)、新交北貸切バス(旧・新潟交通北)、新交西貸切バス(旧・新潟交通西)、新潟交通佐渡の4社へ分社し、各担当地域の路線を委譲しました(※新潟交通西と新潟交通北は2007年4月を以って新潟交通観光バスへ統合)。親会社である新潟交通は1990年に現在の屋根を赤く塗った塗装に変更、翌1991年にはバスカードシステムを導入、2005年には郊外線への系統番号導入、2011年にはICカード乗車券の導入とサービス改善に努力してきました。

最近では子会社が東急バスや都営バスから中古バスを購入する一方、新潟交通のバスも中古バスとして各地へ出荷されているようで、国内では北は北海道から南は沖縄まで元新潟交通の観光バスが走っているほか、極東ロシアやミャンマー、フィリピンなどの海外でも元新潟交通の路線バスが走っているようです。

2011年11月現在、グループ全体で乗合バス約600台、高速・急行バス約90台、観光バス約150台を保有し、このうち乗合バス600台の中には、人と環境に配慮したアイドリングストップ機構付ノンステップバス120台、アイドリングストップ機構付ワンステップバス134台(うち、車いす対応車120台)、アイドリングストップバス78台(合計327台)が含まれています。
車いす対応型車輌 (ワンステップ)

営業エリアとして新潟県下越地方と佐渡全土を担っています。

そんな新潟交通について、簡単にですが勉強してみましょう。

車号について       デザインについて       その他もろもろ



1、車号の見かた

基本的に "登録番号 → シャーシメーカー" の順に並んでいるだけなので、難しくはありません。

★頭のアルファベットの内訳 (上図(1))
… 新潟22 か
… 新潟200 か
… 新潟22 あ
… 新潟200 あ

AとFは、中型塗装式ナンバープレート(車長7m以下かつ定員29名以下の小型車)となります。
新潟ナンバーは3桁化先行地域でしたので、1998年5月19日よりG(A)からH(F)へ変更となりました。

★アルファベットにつづく数字 (上図(2))
 この数字はナンバープレートの登録番号と同じです。

★シャーシメーカーの内訳 (上図(3))
… いすゞ
… 日産ディーゼル(UD)
… 三菱ふそう


以上をまとめ、上図を例とすると───
『 G1490-M 』



新潟22 か 1490 (三菱ふそう)
という感じになります。この三つの記号の意味さえ分かってしまえば簡単です。


※1:H100以降の車両には側面の車号記載が無くなりました。

※2:小型車、観光車、高速車は車体への車号表記はしていません。

※3:G代(新潟22か)のラストナンバーは入船営業所のG1605-Nとなっています。
   なお、「新潟22か」におけるラストナンバーは越後交通県央観光の1610と思われます。
   それ以降はH代(新潟200か)へ変更となり、トップナンバーは羽茂営業所のH4-Mとなります。




2、車両デザイン


カラーリングの種類は大きく分けると路線バス塗装と観光・高速バス塗装の二種類に分かれます。
ここではこの二種類をもう少し細かく分けて見ましょう。


◆一般路線バス

1:赤屋根塗装 (赤バス)


ワンステップ

ノンステップ
1990年にイメージアップの一環で、日本海の夕日や昭和初期ごろに新潟市を走っていた"赤バス"をイメージして屋根を赤く塗ったカラーリングへの変更が行われました。
当初は青帯より上を全て赤く塗っていましたが、市民が新聞やテレビで激しい批判を繰り返したため、その後すぐに現在のような雨どいより上のみを赤く塗った塗装へ再変更となりました。



2:銀屋根塗装 (銀バス)
会社発足時から変わらない伝統的な塗装です。新潟交通以外のバスは親会社からの転属車輌を除いて、
全て従来どおりの銀屋根塗装が基本となっています。
子会社の購入した中古車も銀屋根となっています。



3:貸切塗装
主に郊外の廃止代替路線などに投入されています。
貸切塗装なのは、冠婚葬祭等で貸切を行う際に兼用出来るようにするためなのだそうです。

情報提供:小太郎様


4:その他


連節バス (ノンステップ)
2015年に導入された連節バス“ツインくる”は、日本海の夕日をイメージした朱色の車体カラーになっています。


初代ノンステップバス

基幹バス (ノンステップ)
1999年に導入された初代ノンステップバスは日本海に沈む夕日をイメージしたオレンジと、同じく日本海の波をイメージした流れるようなラインを併せ持った、従来の新潟交通のイメージを打ち破るデザインとなっています。また、2007年に導入した基幹バス“りゅーとリンク”は夕焼けの中を羽ばたく白鳥をイメージしたデザインになっています。

新潟交通観光バス(旧:新交貸切バス)は青帯にオレンジのラインを併せた独自のデザインを持っています。
※本体からの転属車、一部中古車を除く



◆高速バス・観光バス

1:観光バス

1980年に採用されたデザインで、アイボリーホワイトにグリーンでNIIGATAの頭文字の”N”を象ったラインが入っています。社名部分は赤文字で、オールドイングリッシュフォントで書かれています。
ちなみに、ボディカラーのアイボリーホワイトは""、グリーンは"笹だんご"、あずき色は"笹だんごの餡子"をそれぞれイメージしたものと言われています。
以前には県外高速車と同様の赤帯が入った特別車輌(ダブルデッカーや3列シート車)も在籍していたのですが、現在では全て廃車となってしまっています。


← こちらは現行カラーになる前の旧カラー。

1980年以前の観光車、高速・急行車は左のようなカラーリングを纏っていました。


2:県内・県外高速バス
県内高速バスは観光バスとデザインは変わりありません。
県外高速バスのほうもデザインはほぼ同じですが、Nラインの中央に特別車を示す赤ラインが加わります。
また、社名部分も赤色ではなく金色となります。



3:エアポートリムジン
2009年に導入されたエアポートリムジンは、これまでとは異なり、専用カラーリングとなっています。

デザインコンセプトは“航空機が夕日に輝く日本海へ今まさに飛び立つ姿”で、ベースのアイボリーホワイトは「旅行者を暖かくお迎えする」、Nラインの赤は「夕日」と県木である「雪椿」、黄色は県花・市花である「チューリップ」をそれぞれカラーイメージとしています。



◆ラッピングバス


窓もすべてラッピングした場合

窓の一部もラッピングした場合

窓以外をラッピングした場合

側面窓下のみをラッピングした場合
ラッピングのパターンは大きく分けるとこの4種類となります。
最近の傾向では、窓の全てをラッピングする車が少なくなった分、窓の一部と屋根のエアコンユニットまでを
ラッピングする車が増えたようです。



2000年4月の東京都条例改正以降、全国的にもすっかりメジャーとなったラッピングバスですが、新潟交通でのラッピングバスの歴史はこれよりも古く、全面広告をはじめたのは1994年10月で、最初はコニカが開催した"バスペイントコンクール"で4台のバスがペンキによってペイントされました。
現在のような"スポンサー広告"としてのラッピングが初めて登場したのはそれから2年後の1996年10月のことで(※一説にはフィルムを使用した全面広告バスは新潟交通のこれが日本初と言われているが真偽の程は不明)、当時はまだ全国的にも珍しく、しかも窓まで全てラッピングしていたので「車内が暗くて護送車に乗っているみたいだ」などと乗客の評判はイマイチでした。
しかし、住友3Mのラッピング用フィルムを採用してコンピュータによって対候・発色性に優れた美麗なCGラッピングが容易に実現できるようになってからは乗客からの評判もよくなってきたようで、2000年3月に登場した不二家ペコポコバスなどはキャラクターが描かれてる辺りから子どもたちからあっという間に人気を得て、営業所への問い合わせも相次いだようです。

  → ラッピングバスギャラリーへジャンプ!



3、その他もろもろ

 座席の変遷

(〜1989)

(1990〜1999)

(2000〜2004)
┌──────────────────────────────┘

(2004〜2006)

(2007〜)
別にどうでもいいですね(^^; 天龍工業製で、上図の通りに移り変わってきました。
簡単に言うと、89年式まで1番、90年式から2番のようなハイバックシートへと変更になりましたが、00年式からは低床バスの導入やコスト削減などの点から3番に、そして04年の11月からは独自デザインの採用を止めてカタログ仕様になりました。07年からは色が緑系から青系に変更されています。
3番は00年式以前から中型車や小型車などではすでに昔から採用されていました。あと、ノンステップバスの車両もそうですね。


県内高速用

県外高速用 (4列シート)

県外高速用 (3列シート)
こちらは県内高速バス(左)と県外高速バス(中)の座席。
どちらも4列リクライニングシートが基本です。 (撮影用に手前の座席はリクライニングさせています。)
ただし、長距離路線である京都・大阪線と名古屋線では3列独立シート(右)を採用しています。


 降車ブザーの変遷

1 (1978〜1986)

2 (1987〜1998)

3 (1999〜2005)

(2006〜)
さらにどうでもいい降車ブザーです。路線車はオージ製、高速車はゴールドキング製です。
1番(WS-20型)が86年式まで、2番(WS-210型)が87〜98年式まで、3番(WS-230型)が99〜05年までで、06年からは交通バリアフリー法に伴い、目立つ色の4番(WS-260型)へと変わってきました。なお、78年以前は大光電気製(いわゆる緑ブザー)を採用していました。
2番は、94年式までのは点灯時の下半分が薄黄色で95年式以降のは点灯時は下半分が赤色に点灯します。

 
1 (1995〜2005)

2 (2006〜)
こちらは高速バス用


 デジタル運賃表示器の変遷

(1984〜1987)

(1988〜1991)

(1992〜2001)
┌──────────────────────────────┘

(2002)

(2003〜2007)

(2007〜)
1984年9月の初導入時からずっとレシップ製のを使用しています。

1番は主に87年式まで(子会社転属により全廃)、2番は1991年式まで、3番を2001年式まで採用して、2002年式からは4番、2003年からは5番のデジタル運賃表示器を使用しています。
2007年からはOBCビジョンを採用し、液晶画面のものに変更されました。
なお、佐渡の車で40マスタイプ装備車はデジタルを最近導入した関係で年式に関係なく3番のを装着して
います。(佐渡以外の子会社ではデジタル運賃表示器は採用されていません。)

ちなみに、佐渡には区間が30を越える路線も多くあるため、50マスタイプもあります(左上)
新潟市内の均一路線を走る初代ノンステップバスにはフルLEDのが装着されており(右上)、新潟市観光循環バスでは液晶モニタでも停名表示が出ます(左下)。観光循環バスではその停留所最寄りの観光スポットの映像が一緒に流れるようになっています。また、一部の基幹バスでは中扉より後にも停名表示の出る液晶モニタが取り付けられています(2007年度導入車のみ)(右下)


 バスロケーションシステム
新潟交通では1984年3月より西小針線と松浜線の2路線約20系統で、2002年1月以降県内高速バス全線でバスロケーションシステムの運用を開始しています。
路線バス(西小針・松浜線等)は無線方式なので、音声合成装置による案内放送を流すとその都度信号が送信され、基地局を経由して各バス停のバスロケーションシステムが反応・表示します。
高速バスのほうはGPSシステムを使用しており、衛星からの座標データをもとにして表示されています。
現在では新潟国道事務所と北陸信越運輸局のバックアップのもと、パソコンや携帯電話からリアルタイムでどこからでも運行状況が確認できるようになっています。 → にいがたバスアイ





車 載 機
  ・・・・>

バスロケ対応バス停

携帯電話
インターネット






車載機 (操作パネル)
・・・・>

位置表示モニター


 PTPS (公共車両優先システム)

バスレーン上に設置された光ビーコン
PTPSは2004年1月より新潟市の新潟駅前〜万国橋間で試験運用を開始し、その後西区の県道16号線で本格運用が開始されました。

新潟市中心部は川に囲まれているため、朝夕ラッシュ時には郊外と中心部を結ぶ橋に車両が集中し、慢性的な渋滞を引き起こしていました。そのため、寺尾・大堀・ときめき・白根・味方・木場線などが通る県道16号線に新たにリバーシブルレーン(朝夕路線バス専用レーン)と光ビーコンを設置、担当営業所のバスに赤外線センサーを取り付け、路線バスが交差点に接近すると前方の信号機が操作されるようにしました。
これにより路線バスの定時運行確保が期待されており、今後各路線での導入も期待されています。
PTPS運用区間
       新潟駅前 〜 蒲原町 〜 万国橋交差点
       青山道下 〜 千歳大橋西詰交差点
       青山道下 〜 寺地交差点
2004年1月26日〜    2.2km
2005年3月15日〜    1.9km
2006年3月15日〜    1.3km


 フリーバスシステム
山間部などでは停留所と停留所の間隔が長いところで7キロ近く離れている場所があります。
このように最寄りの停留所まで歩く事が困難な地域の人のために、1983年12月より一部の路線でフリーバスシステムが採用されました。
新潟交通が定めた区間内では、バスに向かって手を挙げればどこからでも乗車・降車が可能です。
その際、運賃は沿線に設置されている運賃変更境の杭を参考に最寄停留所の運賃が適用されます。

特に佐渡島では公共交通がバスしかないため、本線・金丸線・金山線・素浜海岸線と小木線の一部を除いた全線がフリーバス運行区間となっています。

※フリーバス運行区間についてはバス路線図に於いて点線で表記しています。

       
フリーバス注意の看板と運賃変更杭


 系統番号
新 潟 交 通
新潟市内を走る市内線および近郊外線では系統番号が設定されています。(新潟交通観光バスの一部路線を含む)


系統番号はアルファベット+2ケタとなっており、アルファベットは方角を表しています。
Bxx系統 幹線 (BRT路線) Wxx系統 西方面ゆき (小針・内野・白根方面)
Cxx系統 新潟市中心部 Sxx系統 南方面ゆき (駅南・女池・曽野木方面)
Exx系統 東方面ゆき (大形・松浜・石山方面)


※ 旧系統番号 (〜2015/09/04)
0番台 市内線 500番台 県道1号方面 (女池・南部(営)方面)
100番台 系統設定なし 600番台 旧国道11号方面 (小針・内野方面)
200番台 県道1号・号方面 (曽川・小須戸方面) 700番台 旧国道号方面 (大形・新発田方面)
300番台 国道11号方面 (下山・松浜方面) 800番台 国道号方面 (黒埼・白根・味方方面)
400番台 県道号方面 (赤道・竹尾・卸団地方面) 900番台 国道4号方面 (亀田・水原・新津方面)


新潟交通佐渡
新潟交通佐渡では、2009年より、公共交通サービス改善の一環として、島外からの観光客や外国人旅行客にも分かりやすい路線バスを提供すべく、各路線へ進行方向の補助表記を始めました。

表記は数字+アルファベットで構成されており、数字部分が路線番号、アルファベットが進行方向(終点となる場所の頭文字)になっています。




フロントガラス右下掲示の番号が路線番号 →
路線番号 路線通称 運行方向 路線番号 路線通称 運行方向
1A 本 線 両津 → 佐和田 → 相川 9I 海府線 相川 → 入川 → 岩谷口
1R 本 線 相川 → 佐和田 → 両津 10O 小木線 佐和田 → 真野 → 小木
2S 南 線 両津 → 真野 → 佐和田 10S 小木線 小木 → 真野 → 佐和田
2R 南 線 佐和田 → 真野 → 両津 11S 宿根木線 小木 → 宿根木 → 沢崎
3R 東海岸線 多田 → 大川 → 両津 11O 宿根木線 沢崎 → 宿根木 → 小木
3O 東海岸線 両津 → 大川 → 多田 13S 国仲線 佐和田→真野→佐和田
4R 内海府線 岩谷口 → 鷲崎 → 両津 14S 岩首線 柿野浦→畑野→佐和田
4I 内海府線 両津 → 鷲崎 → 岩谷口 14K 岩首線 佐和田→畑野→柿野浦
6S 七浦海岸線 相川 → 二見 → 佐和田 16O 赤泊線 佐和田 → 赤泊 → 小木
6A 七浦海岸線 佐和田 → 二見 → 相川 16S 赤泊線 小木 → 赤泊 → 佐和田
Og 前浜線 多田 → 赤泊 → 小木 17S 金丸線 真野 → 金井 → 佐和田
Od 前浜線 小木 → 赤泊 → 多田 17M 金丸線 佐和田 → 金井 → 真野
8O 度津線 上川茂 → 羽茂 → 小木 23S 素浜海岸線 小木 → 素浜海水浴場
8K 度津線 小木 → 羽茂 → 上川茂 23O 素浜海岸線 素浜海水浴場 → 小木
9A 海府線 岩谷口 → 入川 → 相川 学生車 スクールバス
※ 15横宿線・22小南線・トキの森公園線には設定がないようです(?)


 運 賃
2009年1月15日に新潟交通本体の基準賃率が改訂されたため、運賃形態が若干ややこしくなっています。
また、新潟交通と新潟交通佐渡の全エリア、および新潟交通観光バスの一部エリアでは上限運賃制度を設けています。

運行会社 新潟交通 新潟交通観光バス
基準賃率 40円70銭 35円70銭 / 41円80銭
初乗り運賃 170円 ( ※市内均一区間は一律210円 ) 150円 / 170円
賃率改訂日 2014年4月1日 2014年4月1日
備 考 ・620円を超える区間は一律620円
 ( 西小針線・有明線・大堀線・
       太郎代浜線・免許センター線 )

・高速バス路線は除く
・新潟市中心部へ乗り入れる系統の一部区間
 は初乗り170円
 ※新発田線 → 佐々木駅前より新潟方面
 ※保田線   → 水原より新潟方面
 ※二本木線 → 全線
 ※沢海線  → 全線
 ※小須戸線 → 全線
 ※白根線   → 能登より新潟方面
 ※味方線   → 緑が丘病院前より新潟方面

・新発田・保田・小須戸・白根・味方線
   → 650円を越える区間は一律650円
・水原・沢海線
   → 530円を越える区間は一律530円
・二本木線
   → 430円を超える区間は一律430円

運行会社 新潟交通佐渡
基準賃率 不明
初乗り運賃 210円
賃率改訂日 2014年4月1日
備 考

・800円を超える区間は一律800円
(※参考:800円=約25km以上)



最も運賃の安い一般路線 万代シテイバスセンター周辺のワンコイン区間
100円
最も運賃の高い一般路線 村上営業所 〜 北中 (新潟交通観光バス) 900円
最も運賃の安い県内高速路線 長岡インター前 〜 長岡北
柏崎、柏崎インター前、合同庁舎前 〜 曽地
西山 〜 曽地
柏崎 〜 上方
柿崎 〜 潟町
150円
最も運賃の高い県内高速路線 新潟駅前 〜 糸魚川駅前 2,850円
最も運賃の安い県外高速路線 下関 〜 小国町役場前 (山形線) 720円
最も運賃の高い県外高速路線 万代シテイバスセンター 〜 阪急梅田 (大阪線) 9,720円


 案内放送
1964年のワンマン運行開始以降、新潟市内線と県内高速バス路線を除いた大半の路線では現在もずっと8トラックテープ方式が採用されています。
新潟市内線(系統番号の振られている路線)と高速バス路線には国際放送企画製が、新潟市近郊外線および各子会社の全路線、一部の高速バス(村松線等)ではエンドレスエコー製がそれぞれ使用されていましたが、県内高速バスと新潟交通本体の車輌はクラリオン製の音声合成装置への切替工事が進められ、2003年末には国際放送企画製は絶滅、エンドレスエコー製は分離子会社でのみ聞く事が出来ます。


◆万代シテイバスセンター前における各社の比較 (mp3形式、128kbps) ──
 エンドレスエコー製 ・・・・・・・・・・・・・・・・・892KB、57秒
 国際放送企画製・・・・・・・・・・・・・・・・・・・352KB、22秒 
(合成装置への切替によりほぼ絶滅)
 国際放送企画製 (19系統 水族館線)・・・228KB、14秒 
(合成装置への切替により絶滅)

国際が”万代シティ”に対して、エンドレスエコーが”万代スィティ”と言ってる辺りが独特です。
ついでにエンドレスエコーが“ウォーター”を“ウオーター”って言ってるのも…


◆運行前テスト放送における各社の比較 (mp3形式、128kbps) ──
 エンドレスエコー製 ・・・・・・・・・・・・・・・・・408KB、26秒
 国際放送企画製・・・・・・・・・・・・・・・・・・・340KB、21秒 
(合成装置への切替によりほぼ絶滅)
 国際放送企画製 (19系統 水族館線)・・・452KB、28秒 
(合成装置への切替により絶滅)

たまに間違って流れる事があるので聞いたことある方もいるかもしれません。運行前に流すテスト放送です。
言っている内容はどこのも一緒…なハズなのですが、水族館線のだけ一部異なっています。
エンドレスエコーや国際放送企画ので「ワンマンコーダーの準備はよろしいですか?」と言っている部分が
「ワンマンコーダーの準備はよろしいでしょうか?」と言っています。そこだけ違ってますね。


 バスカードと回数券の種類と変遷
  → バスカード・回数券資料館へ


 その他

★床!

G368-N (1981年式)

H23-I (1998年式)

H218-N (2002年式)

長年にわたり木床を伝統として貫いてきましたが、G1000番台(90年式)以降はロンリウム張りとなりました。
色はクリームの暖色系を採用していましたが、99年のセミツーステ導入後はグレーへと変更されています。

★買い物荷物置き台!
新潟交通の路線バス利用者にとってはもはや日常的に見慣れたもの。でも、エリア外から来た人が見ると驚くのがこの正式名称「買い物荷物置き台」。
座席と窓の間に幅15センチ程度の台が設置されていて、荷物置き場として昔から利用されています。
全国的に見ても採用例の少ないこの買い物荷物置き台は、天井の網棚に置くのは面倒くさいが床に荷物を置くと停車時に転がっていってしまうという乗客からの意見を汲み取って1981年に初めて登場、それからは導入する路線バスにはこの買い物荷物置き台が標準装備されるようになりました。
しかし、15センチずつ座席が通路側に寄るということで2000年に施行された交通バリアフリー法などを理由に、1999年に導入されたH100-Mを最後に同年以降の導入車からはその姿を消してしまいました。
         
買い物荷物置き台

★整理券!
カラフルな模様入りの整理券テープを使用したりする事業者も多いですが、新潟交通ではシンプルな無地のテープを使用しています。不正利用を防止するために整理券には各車の発行機の番号3ケタ(001〜999番のどれか)が入ります。(番号は車号に関係なくランダム)
デザインはグループ全体で統一されていますが、新潟交通佐渡の一部の車両だけはスタンプのデザインが若干異なっていたりします。
なお、新潟交通本体では2007年度導入分の車両よりスタンプ式からサーマル式になりました。


◆新潟交通グループ内で見られた整理券の種類(スタンプ式)
新潟交通 新潟交通観光バス 旧:新潟交通北 旧:新潟交通西
 
旧:新交佐渡貸切バス 新潟交通佐渡 新潟交通電車線(廃止)

注: これらの整理券は実物に似せて管理人が描いたものであり、本物ではありません。

★窓!
基本は上下二段サッシ。窓枠はシルバーでした。98年式のH75から大型車は逆T字窓に変更となりました。
また、サッシの色もここから黒へと変更になりました。
小型車はこれよりさらに早く、最初に導入したのが当時佐渡で新製導入されたG1603〜1605で、以降は小型車も逆T字窓となっています。
高速車は県内用がメトロ窓、県外用は固定窓となっています。

★ドア!
大型路線バスは96年式まで前後扉が基本でしたが、97年式より前中扉へと変更しました。
なお、地方郊外路線用の中型車などでは以前より前中扉は採用しています。
後(中)扉は引戸で、折戸の車両は現在は小型車にのみ採用されています。(中古車は除く)
県内高速車は折戸、県外高速車はプラグドア、ノンステップ車はグライドスライドドア(前扉)となっています。

★テールランプ!
いわゆるバス協テールは93年式までで、94年式からは角型テールランプに。
大型車の車号で言えばG1340以降になります。

★ほか車両全般!
  →
車輌ギャラリーへジャンプ!



こんなものでしょうか。細かく見ればもっと出てくるのですが、キリが無いのでこの辺りでやめておきます。
間違い、ツッコミ等ありましたら、メール等でお知らせ下さい。
なお、細部に於いては多少省略している部分もあります。

※車内で撮影された画像は運転士様了解のもとで撮影しております。
  許可なくみだりに車内へ立ち入ったりしないよう、ご注意願います。


参考資料:バスジャパンハンドブック新潟交通、新潟交通20年史、季刊(月刊)新潟交通、新潟日報
撮影協力:新潟交通、新潟交通観光バス、新潟交通佐渡の各営業所
Special Thanks!:うちのさま、12浜浦町さま、循環山の下さま (五十音順)

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